HPのZ400は発売当時はワークステーションとして高性能で良いマシンだったことは推測できますが、融通が利かない仕様で今となっては古さばかりが目立ちます。
どこが?と言われれば...
・メモリはCPUのサポート範囲をカバーできていない。
CPUがDDR-1333をサポートしていても実際にはDDR-1066までになっています。
おまけにマニュアルではnon-ECCをサポートしないと明記されています。
・USB3.0が搭載されていない。
当時は当然かもですがAsrock X58 Extreme3のようにサポートしているものもある。
・SATA3.0が搭載されていない。
当時は当然かもですがAsrock X58 Extreme3のようにサポートしているものもある。
・すべてはHP仕様?
電源とかマザーボードとかはATX標準ではないらしい。
それに比べてATX標準のマザーボードでありながら、オーバークロックまで標準対応しているAsrock X58 Extreme3(Extreme6がほしかったけど!?)は当時のマザーボードの最高傑作と云っても良いでしょう。
そう感じるのは...
Intel Xeon W3680とAsrock X58 Extreme3とオーバークロック対応のCFD W3U1600HQ-4Gの組み合わせが最高に快適だからです。
CPUの設定としては、ベース周波数を上げることなく最高倍率を29倍(標準は25倍)にするのみでベースクロックなどは一切変更なしで、負荷が少ない時には1.6GHzの動作でありながら負荷が高くなると約3.9GHz(標準は3.3GHz)で動作してくれる時のパフォーマンスが素晴らしいです。
ベンチマークソフトのひとつであるSuper Piは基本シングルコアでの性能指標とはいえ104万桁を10秒(標準では16秒)で実行してくれる状況ですし、CPUの性能指標として有名なPassMarkではW3680の標準値が9319であるのに対して10218と最新の高性能CPUに近い値となります。
メモリの動作も快適で動作周波数は800MHz(通常は533.3MHz)になり、メモリスコアは約13GB/secとなります。
起動ドライブをSATA3でSSDをつなぎ、グラフィックボードにGeForce GTX660を搭載すればフルHDでのゲームも快適に動作するマシンになるんです。
快適なマシンに仕上がりました。
中古部品で集めれば7万円程度で素晴らしいマシンの出来上がりですから、興味のある人は是非挑戦してみると良いでしょう。
マシンの構成は以下の通りです。
・Mother Asrock X58 Extreme3
・CPU Intel Xeon W3680
・Cooler Cooler Master HYPER TX3 EVO
・Memory PC3-12800 DDR3-1600 Unbuffered 4GB×6=24GB
・GPU Zotac GeForce GTX660
・SSD Transcend SSD 240GB×2(Windows7Prox64, Windows10Prox64)
・HDD Western Digiral Green WD20EZRX 2TB
・DVD ASUS DRW-24D5MT
・Blue-Ray Panasonic SW-5583
・Power Abee SP-530EA
・WiFi PLANEX GW-900D
・Case Antec Solo
front fan GELID Silent9×2
case fan PWMGELID Silent12
USB3.0増設ボード 玄人志向 USB3.0R-P2H2-PCIE
USB3.0 3.5インチベイ内蔵カードリーダー オウルテック Card Reader OWL-CR6U3(B)/BOX
5インチベイ小物入れ Aninex BB-03
posted by 気持は30代 at 22:59| 山口 ☀|
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