中古で購入してから丸9年を経過した9台目の「パッソセッテ」の寿命を考えると、そろそろ別の車の購入を考えないといけない状況になったので、令和5年になって初めて車を見に行きましたが、それまでは春くらいから探し始めようかと思っていましたが、つい一目惚れでトヨタの「シエンタ」を衝動買いしてしまいました。
振り返ってみると、44年前(19歳の時)に親に頼らずに自分で購入した「三菱ギャランFTO」からこの「トヨタ シエンタ」で10台目となりました。
そんなこんなで、自分の人生と大きな関連のある自家用車の遍歴を振り返ってみようと思います。
19歳の時(44年前)に初めて買ったのがギャランFTOです。
親友が持っていたのもFTOで、無理して7万円を搔き集めて購入しました。
学校を休んでスプレー缶をトータル22本を購入して、自分で茄子紺色に全塗装した思い出のFTOです。
20歳の時に親父の知り合いのディーラーにお任せで購入したのが「コロナ 1800GL」で、当時としては落ち着いて見える感じの車という印象です。
約2年間乗りましたが、奥方様が側面を電信柱にブツケタことと古さからくる(内部の錆)問題で乗換えることになりました。
結婚して共働きで多少の贅沢が出来るかと勘違いして、生まれて初めての新車を購入しました。
当時としては「カローラ レビン」が有名でしたが、そこまで尖らずにいようと「スプリンター」にした記憶があります。
折角新車で購入しても3年または4年で後ろのトランク内部に錆が出てきたりしました。
ガレージ無の外駐車には現実が厳しいことを知りました。
テレビドラマ「西部警察」の石原裕次郎が乗っていたのはオープンカーの「ガゼール」だったと思いますが、購入したのはサンルーフ付きのです。
サンルーフを開けていると、タバコを吸っても煙がサンルーフから逃げていくのが気に入っていました。
初めての日産車でしたが、バッテリーが上がったりトラブルが多かったという印象です。
それ以来、日産車は避けているという感じです。
友達の友達が車を買えるのに手放すということで、40万円で譲り受けることになりました。
憧れの「マークUグランデ」ということで、しばらくは舞い上がっていました。
乗り心地や走行性能なども良かったし、高級車としての所有欲を満たしてくれました。
ただ、意外に長くは乗れなかった印象です。
家を建てた頃のことで、車にかけるお金を考えていなかったので、とにかく安くてコンパクトな乗用車という理由で「ミラージュ」になりました。
3年物の中古で50万円もしなかった印象です。
その分飽きるのも早かったという印象です。
30代から40代にかけて腰を痛める機会が多くて、腰が痛くても乗り降りし易いと評判になっていたので購入しました。
実際に腰が悪くても乗り降りし易い車で、5年くらいは乗り続けたように記憶しています。
スパシオと変わらない乗り降りのし易さと、それなりの装備の良さを期待して乗換えました。
ビューンとスピードが出る印象だったし、クルーズコントロールが標準搭載されていて便利でした。
4年という間でしたが、7人乗りの必要性が無ければ乗り続けていたことでしょう。
孫が4人になるので7人乗りが是非とも欲しいとのことで、装備や性能は度外視して購入しました。
結果的に4年ものを購入して、9年間も乗り続けるほど故障も少なくて良い個体でした。
ただ今年になってラジエーターから液漏れ、バッテリが掛かりにくくなったりと限界が近い感じです。
来年の車検まで持つのであれば、手放さずにそこまで乗るらしいです。(奥方様談)
その日に購入するなんて想像もしていなかったのに、一目惚れして契約してしまったのがシエンタです。
6年ものですが、スタッドレスタイヤ装備、アルミホイール+夏タイヤ付きと2月の冷たい時期にすぐに通勤に使えるという点も好印象でした。
運転席の空間はパッソセッテに比べると狭いけど、2列目3列目は相対的に広い感じを受けました。
今は孫が5人もいるので、7人乗りはやはり必要のようです。
70歳になるまではこの車に乗り続けようかなと考えています。
こうやって10台を振り返ってみると、車っていうやつは時代とともに性能が上がって便利になって、より高価になるという印象です。
今回のシエンタは10台の中で最も高価な投資となりました。(約150万円)
もうほとんどなくなってしまった定年退職金からの現金購入となりました。
これからは年金を貰いながら働けるだけ働いて、貯金を殖やしたいと実感している今日この頃です。
以上、参考まで。