Poco X6 Pro 最新HyperOS V1.0.9にアップデートした!?

Xiaomi Poco X6 Proは昨日まではHyperOS V1.0.8でしたが、本日HyperOS V1.09が公開されました。↓

https://xmfirmwareupdater.com/hyperos/duchamp/

Downloadリンクからダウンロードしました。

https://xmfirmwareupdater.com/hyperos/duchamp/stable%20beta/OS1.0.9.0.UNLMIXM/

ファイル名は「miui_DUCHAMPGlobal_OS1.0.9.0.UNLMIXM_c736336dab_14.0.zip」

これをPCと接続して、内部ストレージのdownloadフォルダにコピーしました。

デバイス情報のアップデート確認画面から、アップデートパッケージを選択から内部ストレージのdownloadフォルダにコピーしたファイルを指定します。↓

Xiaomi HyperOS部分を連打して、拡張メニューを表示します

コピーしたアップデートファイルを指定します。

ファイルが確認され、認識されたらアップデートを選択します。

抽出が開始されます。

抽出が完了したら、今すぐ再起動を選択します。

再起動すると、アップデートは完了です。↓

変更内容は、セキュリティパッチが2024年5月1日に更新されたようです。

root化している状態からアップデートするとMagiskがリセットされるので、再度root化します。

事前にfastbootようのROMファイルからinit_boot.imgを内部ストレージのダウンロードフォルダにコピーしておいて、Magiskからパッチします。

Magiskの横のインストールをタップして始めます。

パッチするファイルを選択をタップして続けます。

init_boot.imgを選択します。

はじめるを選択して続けます。

パッチが完了するとイメージが作成されます。

開発者向けオプションのUSBデバックをONにします。

PCとつないで以下のように作業します。

Microsoft Windows [Version 10.0.22631.3593] (c) Microsoft Corporation. All rights reserved. C:\platform-tools-windows>adb devices List of devices attached VWZ9857DDMQ8OVAY device C:\platform-tools-windows>adb reboot bootloader C:\platform-tools-windows>fastboot devices VWZ9857DDMQ8OVAY fastboot C:\platform-tools-windows>fastboot flash init_boot_a magisk_patched-27000_piwG8.img Sending 'init_boot_a' (8192 KB) OKAY [ 0.256s] Writing 'init_boot_a' OKAY [ 0.057s] Finished. Total time: 0.407s C:\platform-tools-windows>fastboot flash init_boot_b magisk_patched-27000_piwG8.img Sending 'init_boot_b' (8192 KB) OKAY [ 0.255s] Writing 'init_boot_b' OKAY [ 0.057s] Finished. Total time: 0.398s C:\platform-tools-windows>fastboot reboot Rebooting OKAY [ 0.025s] Finished. Total time: 0.029s C:\platform-tools-windows>

以上で再root化は完了です。

Magiskが有効になりました

以前追加していたモジュールも動作しています

Magiskの隠蔽設定も復活しています

rootアクセスも復活しました

以上で、root化していた状態に戻せました。(^^)v

参考まで。

Poco F6 Proは買わないことを決断!?

XiaomiからPoco F6 Proが日本でも発売が開始されて、YouTubeでレビュー記事が増えましたね。

つい3か月前にはPoco X6 Proがコスパ最強と公言していた人も、現在ではPoco F6 Proしか目に入らないように見えます。

あたしは先月購入したばかりのPoco X6 Proがあるので、あまり気にはならないですが、念のために比較してみましょう。↓

	Poco F6 Pro	Poco X6 Pro
発売日	2024年5月	2024年1月
OS	HyperOS Android 14	HyperOS Android 14
ディスプレイ	6.67 インチ 有機EL	6.67 インチ 有機EL
	1440 x 3200 pixels	1220 x 2712 pixels
	20:9 ratio (~526 ppi)	20:9 ratio (~446 ppi)
	リフレッシュレート120Hz	リフレッシュレート120Hz
	4000nits(peak)	1800nits(peak)
	Gorilla Glass Victus	Gorilla Glass 5
SoC	Snapdragon 8 Gen 2	Dimensity 8300-Ultra
	Antutu 158万点	Antutu 143万点
RAM	12GB LPDDR5X	12GBLPDDR5X
ROM	512GB UFS4.0	512GB UFS4.0
カメラ	広角 50MP F1.6 OIS	広角 64MP F1.7 OIS
	センサーは1/1.55インチ	センサーは1/2.00インチ
	超広角 800万画素 F2.2	超広角 800万画素 F2.2
	マクロ 200万画素 F2.4	マクロ 200万画素 F2.4
	前面 1600万画素 F2.4	前面 1600万画素 F2.4
バッテリー	5000mAh	5000mAh
	有線120W	有線67W
生体認証	指紋認証／顔認証	指紋認証／顔認証
おサイフ	×	×
防塵防水	IP64	IP54
SIM	nanoSIM+nanoSIM	nanoSIM+nanoSIM
スピーカー	デュアル	デュアル
イヤホン	×	×
重量	209ｇ	190g
サイズ	160.9 x 75 x 8.2mm	160.5 x 74.3 x 8.3mm
購入価格	79,980円(楽天)	49,800円

Poco X6 Proに対して優位なのは、

・SoCがSnapdragon 8 Gen 2

　一世代前のものだが、QualcommということでBlutoothのコーデックが豊富な点は良い。

・ディスプレイがより高精細、明るくなってガラスも強化されている点は良い。

　ただしその分バッテリーの消費がおおきくなってそう。

・メインカメラのセンサーが少し大きくなって良い。

　そうはいえ超広角やマクロカメラは同じ。

・充電スピードが120Wになって20分もあれば満充電できるのは良い。

しかし、重量が200g超えと重い点と、価格が7万円超えと普通に高いことが大きな不満点。

あたし的にはPocoらしさのあるイエローのビーガンレザーが好きだし、対して性能差もないのならPoco X6 Proの方を選択して来年に備えるのが良いかと思った。

ということで、

今年のPocoブランドの最高傑作はPoco X6 Proと感じたので、Poco F6 Proの購入は断念した。

以上、参考まで。

Poco X6 Pro カメラのシャッター音を小さく(無音!?)する

Xiaomi Poco X6 Pro 5Gのシャッター音が五月蠅いので、ネットを調べてみると解決できることが解った。

本日はその方法を投稿します。

簡単に説明すると、開発者向けオプションを有効にしておいてから、隠し機能のひとつのエンジニアモードを起動して、シャッター音の設定音量を下げるというもの。

エンジニアモードを起動するには電話アプリを起動して、下記のようにダイアルする。↓

開発者向けオプションを有効にしていないと表示される画面

これでエンジニアモードが起動される。↓

一番上がタブになっているので、「Hardware Testing」を選択して、そこにある「Audio」をタップする。↓

Audioの中の「Volume」をタップする。↓

Volumeの中の[Audio Playback]をタップする。↓

Audio Playbackの中の2段目を「Enforced Audible」に、3段目を「Speaker」にして、Index15の数値を小さくすることでシャッター音の音量を下げることが出来る。

お薦めの数値は150で、これくらいだと嫌な感じがしない。数値を変更して「set」ボタンを押す。

成功したら「OK」ボタンで完了。

以上で、五月蠅かったシャッター音から解放されます。

Poco X6 ProなどXiaomi端末のシャッター音を下げたい人は試してみると良い。

以上、参考まで。

Poco X6 Pro 5G Magiskでroot化に成功!?

Poco X6 Pro 5Gのブートローダーのアンロックについては、過去記事を見てください。↓

Poco X6 Pro ブートローダーアンロックに挑戦した!?

Poco X6 Proをアンロック申請して72時間が過ぎたので、ブートローダーアンロックの時が来ました。

無事にアンロックが成功しました。(^^)v

アンロックすると起動時の画面で分かります。↓

開発者向けオプションのMiアンロック状態でも確認できます。↓

それではMagiskをインストールしていきます。

Magiskのダウンロードは以下から行います。

https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases

apkをダウンロードして、インストールしました。

Poco X6 Pro 5Gの最新ROMをダウンロードします。

https://xmfirmwareupdater.com/hyperos/duchamp/stable/OS1.0.8.0.UNLMIXM/

解凍して、init_boot.imgファイルをPoco X6 Pro 5Gの内部ストレージのdownloadフォルダに置きました。

Magiskを起動して、init_boot.imgにパッチ当てします。

パッチ当てにて生成されたファイルを、PC側のfastbootコマンドのある場所に置きます。

Poco X6 Pro 5Gをfastbootモードで起動して、PCと繋ぎます。

以下のように、fastbootコマンドを使ってフラシュします。

C:\platform-tools-windows>fastboot flash init_boot_a magisk_patched-27000_cNyTU.img Sending 'init_boot_a' (8192 KB) OKAY [ 0.255s] Writing 'init_boot_a' OKAY [ 0.057s] Finished. Total time: 0.416s C:\platform-tools-windows>fastboot flash init_boot_b magisk_patched-27000_cNyTU.img Sending 'init_boot_b' (8192 KB) OKAY [ 0.254s] Writing 'init_boot_b' OKAY [ 0.056s] Finished. Total time: 0.398s C:\platform-tools-windows>fastboot reboot Rebooting OKAY [ 0.025s] Finished. Total time: 0.029s

以上で、Magiskのインストールは完了です。

ちなみに、本作業は以下のYouTube動画を参考にしました。↓

Como Fazer ROOT no POCO X6 PRO sem TWRP! | Poco X6 Pro Magisk Root

無事にインストール完了

明朝フォント設定とAdAwayようにSystemless Hostを追加

アプリからのroot確認を隠す設定

必要な設定を実行して、完了です。

ということで、日本語フォントをあおぞら明朝に変更出来ました。

広告ブロックも正常に機能しました。

無事にroot化できて、大満足なのでした。(^^)/

Poco X6 Pro ブートローダーアンロックに挑戦した!?

Xiaomi Poco X6 ProはHyperOSを搭載していて、登場当初はブートローダーアンロックは中国国内の個人情報を入力しないと出来ないみたいに言われていましたが、最近ではグローバル版でもある一定の条件をクリアすれば可能になったようです。

使用したPoco X6 Pro 12GB/512GB HyperOS 1.0.8

その条件というのは、Miコミュニティへの登録から30日以上を経過してアンロック申請することと、申請完了後実際にアンロックするには72時間経過することが必要です。

本日はブートローダーアンロックの手順を整理したいと思います。

手順は次の通りです。↓

1. Xiaomi Communityアプリをダウンロードしてインストール。
2. アプリを起動してXiaomiアカウントでログイン。
3. 「ME」セクションを開き、「Unlock bootloader」オプションを選択。
4. 「Apply for unlocking」をクリックして、ブートローダーアンロックの申請。
5. 正常に認証されれば、ブートローダーアンロック申請が完了。

6. 開発者向けオプションのMiアンロック状態からデバイスとアカウントを追加。
7. Poco X6 ProをFastbootモードで起動。
8. PCに接続し、Mi unlockアプリを起動し、端末にサインインしたMiアカウントでログイン。
9. 「Unlock」ボタンをクリックしてアンロックを実行。
10. アンロックが成功するとスマートフォンが再起動します。

それでは実際に作業してみた詳細を記述していきます。

1. Xiaomi Communityアプリをダウンロードしてインストール。

　このアプリはブートローダーアンロックの申請に必要です。

　インターネットから「Xiaomi Community apk」と検索してXiaomi Communityをダウンロードしてインストールします。

　

　https://mi-community.jp.uptodown.com/android

　バージョン番号が古いと申請できないようなので、注意が必要です

2. アプリを起動してXiaomiアカウントでログイン。

　

　ここで左上のコミュニティ参加日数が30日以上であることが必要です。以前から参加している人は問題ないですが、30日に満たない人は待つしかないです。

3. 「ME」セクションを開き、「Unlock bootloader」オプションを選択。

　

4. 「Apply for unlocking」をクリックして、ブートローダーアンロックの申請。

　

5. 正常に認証されれば、ブートローダーアンロック申請が完了。

　

　申請に成功するとアンロック期限が表示されます。

6. 開発者向けオプションのMiアンロック状態からデバイスとアカウントを追加。

　Miアンロック状態を選択します。

　

　同意します。

　

　アカウントとデバイスを追加を選択します。

　

　正常に追加されました。↓

　

7. Poco X6 ProをFastbootモードで起動。

　電源ボタンと音量下げボタンで起動するか、adbコマンドから「adb reboot bootloader」で起動します。

　

8. PCに接続し、Mi unlockアプリを起動し、端末にサインインしたMiアカウントでログイン。

　アンロックツールを以下からダウンロードしました。

　

　https://miuirom.org/updates/mi-flash-unlock

　解凍して、「miflash_unlock.exe」を起動します。

　

　Agreeを選択します。

9. 「Unlock」ボタンをクリックしてアンロックを実行。

　Unlockを選択します。

　

　Unlock anywayを選択します。

　

　Unlock anywayを選択します。

　

　アンロック申請直後は必ず失敗します。

　

　「Please unlock 72 hours later. And do not add~」と表示されているように、72時間後にまたアンロックを実行する必要があります。

　MIUIの時の168時間(1週間)に比べると72時間（3日）に短縮されました。

 72時間経過後に再度Unlockすると、↓

　

10. アンロックが成功するとスマートフォンが再起動します。

ということで、次回はmagiskを使ったroot化と日本語フォント変更について投稿する予定です。

Magiskを使ったroot化については、こちらを見てください。

最後に、何の為にブートローダーアンロックをするのか？と疑問に思う人には意味のない単にリスクだけを伴う作業なので無視してください。

以上、参考まで。