2023年08月10日

Xiaomi Pad 5 Pro 5G Xiaomiスマートペン第2世代は超快適!?

Xiaomi Pad 6の発売と同時にXiaomiスマートペンが第2世代として登場しました。↓

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現在のアマゾンでの価格は、↓

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あたしの持っているのはPad 5 Pro 5Gなので、一世代前のスマートペンで良いかとも思いましたが、第2世代といえどもPad 5 Pro 5Gで使えるという触れ込みだったし、ホワイトの方が好みだったので思い切って購入してみました。

といっても、購入したのはアマゾンではなくPayPayフリマで、新品未開封品が9,800円と非常に安く購入出来ました。

パッケージ表面は、↓

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パッケージ裏面は、↓

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日本製なので技適マークもあるものです。

同梱品は、↓

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本体と予備のペン先と説明書と保証書で、説明書にもキチンと日本語での説明があるものでした。

ペン本体には、技適マークを含む斬新なシールが貼られていました。↓

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充電と接続は、Pad 5 Pro 5Gに磁力でくっ付けるだけで、ペン自体の充電状況も確認できました。

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本体との接続はBluetoothですが、ペアリングなどは自動で行われるので手間いらずです。

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スタイラスペン専用の設定画面も用意されていました。

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使い始めは簡単で、スタイラスペンのプライマリーボタンの押したままホーム画面をクリックすることで、メモアプリが起動するのですぐにメモ書きが可能です。

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今までGalaxyやLet's noteなどのペンを利用してきましたが、使い心地はこれが最高です。

ちなみにこのペンの特徴は、

・マグネット吸着式で充電とペアリングが自動
・満充電での利用時間は150時間
・1分間の充電で7時間利用可能
・4096段階の筆圧検知対応
・傾き検知対応
・パームリジェクション対応
・快適な持ち心地(細すぎず、太すぎず。5gと軽量)
・セカンダリボタンでスクリーンショット対応

まさに使い易さを実感できるスタイラスペンです。

使ってみても描画の遅延は感じないほど追随性があるし、筆圧検知もしっかり対応していました。

スタイラスペンをガラスフィルムに当てても、極端に硬い印象は無くむしろ普通に鉛筆を使っているような錯覚さえある心地よい感じです。

もうすべての指操作をスタイラスペンにしようかと思うくらいに便利なものでした。

ということで、

Xiaomi Pad 5やPad 6を持っている人にはお薦めのスマートペンです。

以上、参考まで。

posted by 気持は30代 at 10:00| 山口 ☔| Comment(0) | Pad5Pro5G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月13日

中国版端末の中華フォントを日本語フォントに変更する!?

Xiaomi Mi 11 ProとPad 5 Pro 5Gを持っていますが、中国版を購入したのでmorelocale2やMagiskの日本語化ツールを使用しても、正しい日本語フォントを持っていないので文字によっては違和感があります。↓

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認証の「認」や解除の「解」などのように、中華な感じを否めません。

ということで、正しい日本語フォントを使用したいのですが、そうするにはMagiskを利用したroot化が必要になるのでチョッと敷居が高いかと思います。

それについては、前回の投稿でブートローダーのアンロックから日本語化モジュール・システムフォント変更について解説しているのでそちらを見てください。

本日は、フォント変更に関する投稿です。

前回の内容では「magisk-module-koruri-font.zip」は日本語フォントを丸みを帯びた Koruriに置き換える Magisk モジュールでしたが、丸ゴシック体の好きな人はそのままのモジュールをMagiskからインストールすれば問題が解決します。

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あたしのように日本語はゴシック体よりも明朝体が良いし、英数字はsans書体よりもserif書体の方が好きなので、より具体的に好きなフォントを使えるようにする方法を解説しようと思います。

最終的な完成版は以下の通りです。↓

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まずは「magisk-module-koruri-font.zip」について調べた内容を書き留めておきます。

内容を詳細に解析したわけではないので感覚での意見になりますが、システムフォントを置き換えるフォントが解凍したモジュール内部に2か所存在します。

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system/fontsフォルダにメインのkururiフォントがあります。

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system/product/fontsフォルダにもフォントがあります。

要するに、これらのフォントを自分の使用したいフォントに変更すれば良さそうな感じです。

では、「あおぞら明朝」と「PT_Serif」の場合を解説します。

あおぞら明朝のダウンロードはこちら

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PT_Serifのダウンロードはこちら

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要するにモジュールのソースを弄らずに、単にフォントを同名で置き換えるのが簡単だと判断しました。

モジュールのフォントに置き換えるフォントの対応表は以下の通りです。↓

kururiモジュールフォント
置き換えるフォント
Koruri-Light.ttfAozoraMinchoRegular.ttf
Koruri-Regular.ttfAozoraMinchoMedium.ttf
Koruri-Semibold.ttfAozoraMincho-bold.ttf
Koruri-Bold.ttfAozoraMinchoHeavy.ttf
Koruri-Extrabold.ttfAozoraMinchoBlack.ttf
OpenSans-Italic-VariableFont.ttfPTSerif-Italic.ttf
OpenSans-VariableFont.ttfPTSerif-Regular.ttf
Roboto-Regular.ttfPTSerif-Regular.ttf
RobotoStatic-Regular.ttfPTSerif-Regular.ttf
GoogleSans-Italic.ttfPTSerif-Italic.ttf
GoogleSans-Regular.ttfPTSerif-Regular.ttf

以上のように、system/fontsとsystem/product/fonts内のフォントを同じ名前の別ファイルに置き換えた後に、kururiモジュールとしてZIP圧縮して代替えモジュールを作成してMagiskからインストールすればOKです。

ご自身の好きなフォントを使用したい人は挑戦してみるのも良いでしょう。

以上、参考まで。
posted by 気持は30代 at 07:48| 山口 ☔| Comment(0) | Pad5Pro5G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月11日

Xiaomi Pad 5 Pro 5G BLUと日本語化とフォント変更を全公開!?

Xiaomi Pad 5 Pro 5Gは中国版のみで、基本的には英語または中国語での利用に制限されています。

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BLU(BootLoader Unlock)をしなり限り日本語で利用するには、MoreLocale 2というアプリを利用することになりますが、設定メニューなどのシステム部分は日本語化されないので、イマイチ使い勝手が良くありません。

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なのでここではBLUして、Magiskでroot化しての日本語化ならびにシステムフォントをさわらび明朝に変更する詳細を解説します。

基本的な流れは以下の通りです。

@USBドライバーのインストール
AADBandFastbootツールのインストール
BBLU
CMagiskのインストール
DMagiskによる日本語化モジュールのインストール
EMagiskでシステムフォントをさわらび明朝に変更する

それでは、作業開始です。

@USBドライバーのインストール

 Pad 5 Pro 5GをPCに接続するには適切なUSBドライバーが必要です。

 Pad 5 Pro 5GのUSBドライバーのダウンロードはこちら

 ダウンロードした「Qualcomm_USB_Driver_v1.0.zip」を解凍して、「Qualcomm USB Driver v1.0.exe」をダブルクリックしてインストールします。

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 念のためにPCを再起動して、USBケーブルでPad 5 Pro 5Gと接続してファイル転送モードになることを確認して、ドライバーのインストールは完了です。

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AADBandFastbootツールのインストール

 PCと接続してブートローダーに移行したり、ブートイメージをフラッシュするにはADBandFastbootコマンドを使用できるように準備する必要があります。

 ASBandFastbootツールのダウンロードはこちら

 ダウンロードした「Minimal_ADB_Fastboot_v1.4.3.zip」を解凍して、「Minimal ADB Fastboot v1.4.3.exe」をダブルクリックしてインすロールします。

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 インストールを完了するとデスクトップに「Minimal ADB and Fastboot」のショートカットが作成されて完了です。

BBLU

 PCと接続してブートイメージをフラッシュするにはアンロックツールを使ってブートローダーをアンロックする必要があります。

 アンロックツールのダウンロードはこちら

 ダウンロードした「miflash_unlock-en-6.5.224.28.zip」を解凍して、「miflash_unlock.exe」を実行しようとすると新バージョンがあると言われるので「miflash_unlock_en_7.6.602.42.zip」をダウンロードして解凍して「miflash_unlock.exe」を実行します。

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 Miアカウントでログインします。

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 Agreeで進めます。

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 PCと接続して、fastbootモードにします。

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 ここで「fastboot device」とコマンドを発行しても反応のない場合は、ここから「fastboot driver」をダウンロード、解凍して「android_winusb.inf」というファイルを右クリックして「インストール」すれば認識します。

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 認識したら、アンロック作業を続けます。

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 Unlockをクリックします。

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 Unlock anywayをクリックします。

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 Unlock anywayをクリックします。

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 ただし初めてアンロックしようとすると、168時間待つように告げられて失敗するので、1週間後に再度挑戦することになります。

 以上でブートローダーのアンロックは完了です。

 再起動後は初期化されているので、言語をEnglishにしてセットアップします。

CMagiskのインストール

 Magiskサイトから「Magisk-v26.1.apk」をダウンロードしてインストールします。

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 「Magisk-v26.1.apk」をダウンロードして、Pad 5 Pro 5Gの内部ストレージのDownloadフォルダに入れて、File Managerからインストールします。

 boot.imgにMagiskでパッチを当てるために、あらかじめPad 5 Pro 5Gの対応するROMをダウンロードします。

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 これを7-Zipなどで解凍して、imagesフォルダにあるboot.imgをPad 5 Pro 5Gの内部ストレージにコピーしておきます。

 それではMagiskを起動して、boot.imgにパッチを当てます。

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 Magiskの右のインストールをタップします。

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 「Select and patch a File」をタップします。

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 「boot.img」をタップします。

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 「Let’s GO」をタップします。

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 以上でMagisk用のブートイメージが作成されます。

 パッチの当たったファイル「magisk_patched-26100_6Ryc6.img」をPCに転送してrom焼きします。

 rom焼きの準備のために、開発者向けオプションを有効にします。

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 「MIUI version」部分を何度もタップして「開発者向けオプション」を有効にして、「USBデバッグ」を有効にしました。

 PCと接続してfastbootモードにして、パッチしたファイル「magisk_patched-26100_6Ryc6.img」をフラシュしました。

 adb devices
 adb reboot bootloader
 fastboot devices
 fastboot flash boot magisk_patched-26100_6Ryc6.img
 fastboot reboot

 再起動するとmagiskのインストールは完了です。

DMagiskによる日本語化モジュールのインストール

 下記サイトを参照して、Magiskから日本語化モジュールをインストールします。

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 サイトの「GitHubでダウンロード」から日本語化モジュール「magisk-module-miui-cn2global.zip」をダウンロードして、内部ストレージのDownloadに入れておきます。

 ここから日本語化モジュールのインストールです。

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 右下のmodulesをタップしてインストールしました。

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 ストレージからインストールをタップして進めます。

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 Downloadフォルダに置いた「magisk-module-miui-cn2global.zip」をタップします。

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 OKをタップします。

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 以上で日本語化モジュールのインストールは完了なのでリブートをタップします。

 再起動すると言語設定に日本語が現れるので、選択して日本語化は完了です。

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 設定メニューのほとんども日本語で利用可能になりました。

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EMagiskでシステムフォントをさわらび明朝に変更する

 下記サイトを参照して、「magisk-module-koruri-font.zip」をダウンロードします。


 このファイルは、日本語フォントを丸みを帯びた Koruriに置き換える Magisk モジュールです。

 ダウンロードファイルを解凍するとフォントファイルがあります。

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 あたしの好みは明朝体なので、system/fontsのKoruriフォント5個を、同じ名前にした「さわらび明朝」フォントに置き換えて、それ以外を同じ名前にした「Noto Serif」フォントに置き換えました。

 さわらび明朝体のダウンロードはこちら

 これらを元通りにZIP圧縮して、「magisk-module-sawarabi-font.zip」という名前にしました。

 後はこのファイルをPad 5 Pro 5Gの内部ストレージのDownloadフォルダに転送して、モジュールをインストールすれば再起動後にさわらび明朝がシステムフォントに置き換わります。

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 右下のmodulesをタップしてインストールしました。

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 ストレージからインストールをタップして進めます。

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 Downloadフォルダに置いた「magisk-module-sawarabi-font.zip」をタップします。

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 OKをタップします。

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 以上でシステムフォントの変更は完了なのでリブートをタップします。

 再起動すると、システムフォントがさわらび明朝になります。↓

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これでブートローダーのアンロックから日本語化とシステムフォントの変更は完了です。

ロケールがしっかり日本語になって、システムフォントもさわらび明朝になって、待ち望んだタブレットの出来上がりです。

Xiaomi Pad 5 Pro 5Gを持っている人は参考にしてください。

以上、参考まで。
posted by 気持は30代 at 14:44| 山口 ☔| Comment(0) | Pad5Pro5G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月07日

Xiaomi Pad 5 Pro 5GをiPad 第10世代のセルラー版と比較!?

最近購入した11インチのAndroidタブレット(Xiaomi Pad 5 Pro 5G)ですが、タブレットといえばiPadということで仕様的に近いiPad 第10世代のセルラー版とネット情報をもとに比較してみましした。

公開されているスペック情報は以下の通りです。↓

 Xiaomi Pad 5 Pro 5GiPad 10世代 (256GB cellular)
OSMIUI 14 Android 13iPad OS 16.5
RAM8GB LPDDR54GB
ROM256GB UFS 3.1256GB
ChipsetSnapdragon 870(7nm)A14 Bionic (5 nm)
Display11インチ 1600x2560 120Hz LCD 274ppi10.9インチ 1640x2360 60Hz IPS 264ppi
Dpeaker8スピーカー(Dolby Atmos対応)2スピーカー
Body254.69 x 166.25 x 6.86mm248.6 x 179.5 x 7 mm
Wieght515g481g
Camera
50 MP, 1/2.5", 0.7μm, PDAF
5 MP, f/2.4, (depth)
12 MP, f/1.8, (wide), PDAF
Selfie8 MP, f/2.012 MP, f/2.4, 122˚
Battery8600mAh 64W急速充電対応7606mAh
USBType-C 3.0Type-C 2.0
GPSGLONASS, GALILEO, QZSS
GLONASS
(A-GPS,Galileo,QZSSへの対応状況は非公開)
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/6, dual-band802.11 a/b/g/n/ac/6, dual-band
SIMGSM/CDMA/HSPA/EVDO/LTE/5GGSM / HSPA / LTE / 5G
生体認証指紋認証、顔認証指紋認証
販売価格60,000円 (税込)PayPayフリマ116,800円(税込)Apple Store

ディスプレイ

iPad(第10世代)はフルスクリーンのディスプレイになり、ディスプレイサイズは10.9インチになりましたが、11インチのPad 5 Proとはベゼル幅も見た感じ変わらない印象です。解像度もほぼ同じだし、IPSの最大輝度もPad 5 Proは500nitあるので十分明るく大差ないと思いますが、リフレッシュレート120Hzは優位な点でしょう。

スピーカー

iPad(第10世代)は2つのステレオスピーカーになりましたが、Pad 5 Proの8スピーカーの音質・音圧には敵わないことでしょう。

生体認証

iPad(第10世代)はボタン一体型のTouch IDを搭載していますが、Pad 5 Proも電源ボタンに指紋認証センサーを搭載しているので大差ないですが、顔認証が可能な点はFaceIDを搭載していないiPad(第10世代)に比べて使い勝手が良いでしょう。

チップセット性能

iPad(第10世代)には、iPhone12シリーズに使用されている一世代前のチップ(A14 Bionic (5 nm))が搭載されていますが、Snapdragon 870を搭載しているPad 5 Proとベンチマークアプリで見てもそんなに大きな性能差は無いようです。

Geekbench6
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iPad(第10世代)は、Geekbench5でシングル1,559、マルチ3,839位なので若干優位かも。

Antutu v10
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iPad(第10世代)はAntutuV9で総合スコアが約70万点のようでちょっと劣勢のようです。

カメラ

iPad(第10世代)ではセルフィーカメラが横にした時に中央に来るように配置されましたが、Pad 5 Proは縦持の中央配置という違いがあること、メインカメラはiPad(第10世代)の13MPに対してPad 5 Proが50MPと5MP(深度)を備えている点は解像感のある写真が取れそうな予感です。

USB端子

iPad(第10世代)は充電端子がUSB-Cになりましたが、USB 2.0の対応ということで、データ転送に関してはPad 5 Proには完全敗北のようです。

バッテリー充電速度

iPad(第10世代)は同梱されている20Wの充電器を使用することで平均して15W前後での充電が可能なようですが、Pad 5 Proは64Wの急速充電が可能で満充電するのに1時間も掛からない点は特筆すべきでしょう。

ということで、

世界標準的な評価を受けているiPad(第10世代)に対して、2021年10月発売のXiaomi Pad 5 Pro 5Gは十分対抗できる性能を有しながら、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るタブレットであると確認できました。

以上、参考まで。

posted by 気持は30代 at 16:50| 山口 ☔| Comment(0) | Pad5Pro5G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年07月03日

Xiaomi Pad 5 Pro 5G 超高性能なAndroidタブレットに驚嘆!?

久しぶりにハイエンドなAndroidタブレットを購入しました。

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Xiaomiのハイエンドの箱は黒がその象徴です。

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同梱品は本体とイヤホンアダプタとSIMピンと簡易説明書だけです。

Xiaomiから2021年10月に中国で発売された高性能なAndroidタブレットで、Pad 6や6 Proが発売されたものの思っていたよりも残念なスペックだった影響もあってか、中古市場でもなかなか見つけられない希少なものだという印象があります。

主な仕様は以下の通りです↓

 Xiaomi Pad 5 Pro 5G
OSMIUI 14 Android 13
RAM8GB LPDDR5
ストレージ256GB UFS 3.1
プロセッサQualcomm Snapdragon 870
ディスプレイ11インチ WQHD+ 120Hz LCD
スピーカー8スピーカー(Dolby Atmos対応)
サイズ254.69 x 166.25 x 6.86mm
重量515g
メインカメラ50MP+5MP (深度)
フロントカメラ8MP
バッテリー8600mAh 64W急速充電対応
GPSGLONASS, GALILEO, QZSS
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac/6, dual-band
SIMGSM/CDMA/HSPA/EVDO/LTE/5G
生体認証指紋認証、顔認証

日本国内で発売されてるXiaomi Pad 5との違いは青色の部分ですが、まさにその部分がPRO 5Gたる所以です。

まずは外観から、

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背面はXiaomi Mi 11 Proのようなカメラですが、背面はマットで良い感じです。

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上面には電源ボタン兼指紋認証センサー、スピーカー、マイク穴があります。

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下面にはスピーカーとType-Cポートがあります。

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右側面には音量ボタン、マイク穴、スタイラスペン用磁石があります。

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左側面にはSIMスロットとキーボード用のピンがあります。

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ベゼル幅は適度にあるので、持った時にも誤操作は少なそうです。

総合的に外観は高級感があり、スクウェア形状やベゼルが最新のタブレットと感じさせてくれます。

ここからは使ってみて驚嘆した10点について書き留めておきます。

@ディスプレイ
Aスピーカー
Bベンチマークスコアー
Cバッテリーの持ち
DMIUI14+Android13
EWideVine L1対応(プライムビデオ高画質)
F指紋認証と顔認証のレスポンス
G67W急速充電
H5G対応
IGPS対応

ではひとつひとつの解説です。

@ディスプレイ

 解像度はWQHD+(2560x1600 275ppi)と十分すぎる精細さですが、OLEDではなくIPSということで残念な印象を持ちがちですが、輝度といいコントラストといいXiaomi Mi 11 ProのOLEDから見劣りする感じが全くないです。
 高解像度でかつHDR 10対応と非常に高い性能のディスプレイを搭載していることで、映像コンテンツの再生クオリティは抜群です。
 リフレッシュレート120Hzと相まって快適なスクロールの視認性です。

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Aスピーカー

 8つのスピーカーを搭載しているのもPro版固有のもので、再生時には上下左右から迫力のある音が発せられるのも良い感じです。
 DolbyAtmosにも対応してイコライザー設定したスピーカーは他のタブレットに比べると解像度と音場表現に優れており、外部スピーカー無しでYOASOBIのアイドルも臨場感たっぷりに楽しめました。

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Bベンチマークスコアー

 Snapdragon 870を搭載したタブレットは発売時には他になく、圧倒的なベンチマークスコアーをたたき出します。

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 Xiaomi Mi 11 ProのSnapdragon 888をも凌ぐスコアーです。

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 GeekbenchでもSnapdragon 888並みのスコアーです。

Cバッテリーの持ち

 8600mAhという容量は11インチのタブレットとしては一般的な容量ですが、バッテリー持ちに関しては申し分ない感じです。
 PCMARK for Androidでバッテリーテストを10時間流してみましたが、バッテリー残量は50%残っていました。
 バッテリーの減りの遅さに驚きました。

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DMIUI14+Android13

 発売してから順調にアップデートを重ねることで、現在はMIUI14+Android13と最新のOS環境になっています。
 Xiaomi Mi 11 Proと変わらず慣れているのでその使い易さはピカイチです。

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EWideVine L1対応(プライムビデオ高画質)

 発売直後のレビューなどではWideVine L1には対応しているものの、アマゾンプライムでは高画質再生が出来ないという状況でしたが、今現在は問題なく高画質再生できています。

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F指紋認証と顔認証のレスポンス

 電源ボタン兼指紋認証のボタン位置が縦持ち前提なのは多少の違和感はありそうですが、左右の人差し指で認証することに慣れると違和感なしで使えています。
 Xiaomi Mi 11 Proの画面内指紋認証とは違って物理ボタンのレスポンスは良好ですし、顔認証も縦横関係なく快適に認証してくれるので使っていて全く不満はありません。

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G67W急速充電

 充電器が付属していなかったのですが、Xiaomi Mi 11 Proの67W充電器がそのまま使えるだけでなく、キチンと67Wで約1時間で満充電できるので快適です。

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H5G対応

 試しにIIJmioのSIMを挿して使ってみましたが、何の問題も無く使えました。
 当たり前かと思いますが電話をしてみると、音声通話には対応していないことが分かりました。

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IGPS対応

 有名メーカー製のタブレットではGPSが省かれることが多いようですが、これがないとナビとしては役に立たないのであって良かったです。
 Xiaomi Pad 5 Pro 5GはGPS等での位置情報計測に対応しており、みちびき (準天頂衛星システム:QZSS) もバッチリ掴めます。
 TTFF (初期位置算出時間) も数秒程度とそこそこの速さです。
 ただし、他のXiaomi Mi 11 Proと比べると屋内では掴みにくく時間がかかりました。

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以上10ポイントを見てきたように、

エントリータイプやミドルクラスの中華タブレットとは比べ物にならない品質と性能を再認識しました。
また有名メーカーのハイエンドタブレットにも引けを取らないほどで、買って本当に満足できる性能と使い勝手の良さを実感しました。

これからタブレットを買いたいと思う人には、一番にお薦めしたい製品です。

以上、参考まで。
posted by 気持は30代 at 11:31| 山口 🌁| Comment(0) | Pad5Pro5G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする