本来ではWindows 11のシステム要件の内でCPU Core i5-7300だけが対象外となってWindows 11を何も考えないでインストールすることは出来ませんが、以下の動画のようにすることでWindows 11 22H2をインストールすることが出来ます。
簡単にWindows 11 22H2をインストールできますが、BIOSの設定とWindowsの設定も見直しておくことも重要かと思います。
ではまずBIOSの設定を見ていきましょう。(^^)/
中古で購入したFujitsu LIFEBOOK U937/Rなので、BIOS自体の設定も一部変更されていました。
BIOS設定を工場出荷時の設定に戻すやり方はマニュアルにはあるものの、すべての設定が工場出荷時に戻らないので困ってしまいますが、実はマニュアルがあるのでそちらで工場出荷設定を確認すると良いでしょう。
あたしの場合は、次の設定変更を行いました。
高速起動は工場出荷時の「使用する」に戻した方が、起動が早くなります。
もしCPUがWindows11のサポート対象だとしても、Intel PTTを「使用する」にしないと、システム要件チェックに引っかかる場合があるようなので「使用する」に変更した方が良いでしょう。
Windowsの仮想化機能を使用するには赤枠で囲った部分は「使用する」にしましょう。
直接Windows 11には関係ないですが、音量設定は「大」に、USB充電設定は「充電する(AC/バッテリ)」に、FANコントロールは「サイレント」に変更することをお勧めします。
セキュアブート機能は工場出荷時の「使用する」に戻した方が良いでしょう。
以上がWindows 11で使う場合に変更したいBIOSの設定ですが、セキュアブートを使用すると互換性サポートモジュールやディスプレイの出力先設定などに影響があるので、その点はマニュアルでしっかり確認しましょう。
次に快適に使うためのWindows 11の設定を見ていきましょう。(^^)/
システムの電源で、電源モードを「最適なパフォーマンス」にしましょう。
個人用設定の色で、透明効果を「オフ」にしましょう。
システムのバージョン情報の中のシステムの詳細設定からパフォーマンスオプションで、必要のない表示機能をオフにしましょう。
これだけでも体感的には、快適に動作するはずです。
電源ボタンを押してから、指紋認証画面になるまでの時間が10秒になりました。(^^)v
では、ベンチマークソフトで確認してみましょう。
Windows Score Shareの結果です。
PCMark10というソフトの実行結果です。
Digiral Contentの数値はGPUの影響で芳しくない数値ですが、Essencialsは6049、Productivityは4176と、一般的にはネットサーフィンやオフィースソフトを使って快適と思える4000を超えているので、ゲームや動画編集などしない人には快適に使えるWindows 11パソコンになったと思います。
LIFEBOOK U937/RをWindows 11で使いたい人はお薦めの設定です。
以上、参考まで。
posted by 63歳で再就職した生涯現役のシステムエンジニア。 at 16:55| 山口 ☀|
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