約ひと月半前に購入したThinkPad E595ですが、以前の持ち主は2020年の購入時にメモリを16GBに増量していました。
標準搭載のメモリは、SAMSUNG DDR4 PC4-21300 8GB↓
追加したメモリとしては、Kingstone DDR4 PC4-21300 8GB↓
LENOVO側が追加したにしては、DDR4メモリ規格は同じもののメモリ製造メーカーは異なっています。
神経質な人間から見ると、常識外れな気がします。(--;why?
というのも、デュアルチャンネルでの動作を期待する場合の常識としては、
同一メーカー、同一規格、同一容量の組合せにするのが一般的だからです。
ですが、上記の組合せでもデュアルチャンネルとしての動作には支障は無かったようです。
特に動作上の問題もありませんでした。
今回のメモリ換装の目的は?
使用メモリはSiliconPower DDR4 PC4-19200 16GB×2で、同一ロット品とすることで確実にデュアルチャンネル動作の条件を満たすようにしてみました。
ちなみに、ThinkPad E595のメーカーカタログでの推奨メモリはPC4-19200で、最大32GBとなっているのでそれに合わせました。
CPU-Zで確認しても、32GBのデュアルチャンネルで動作しています。↓
メモリ交換に対する注意点としては?、
裏蓋を外したら、まずは内臓バッテリーのコネクタを外してから作業するのが大前提です。↓
換装が完了したら、コネクタを戻すことも忘れないように気を付けましょう。
中古メモリを購入したら最初にすることは?
メモリが正常に動作するかを確認します。
今回はWindows 11に標準搭載されている「Windowsメモリ診断」というアプリを使用しました。
アプリを検索してそこから起動しました。
再起動してチェックしますが、32GBのテストに1時間以上は掛かった気がします。
その後再起動してWindowsが起動したときに、
「メモリエラーは検出されませんでした。」と確認できれば完了です。
では、
実際にメモリが16GBから32GBになって何か変わったかというと?
・システム情報からメモリ搭載容量32GBを数値として確認できる。
・ブラウザでネットサーフィンした時の動作が俊敏になった気がする。
・ベンチマークソフトのグラフィック動作が快適になった気がする。
でも実際には、ベンチマークソフトのスコアーには影響は無いようです。
PassMar(PerformanceTest 10.2)
換装前↓
換装後↓
PCMark 10
換装前↓
換装後↓
すべては、誤差範囲の変化でしかない感じです。
そうはいっても、
メモリ容量を32GBと大容量にしたことからくる安心感と安定感は数値では確認できないものの、気分的に快適に動作するようになったと実際に感じることも事実としてあります。
まぁ32GBを必要とする作業自体ほとんど使わないという事実もありますが、余裕のあるメモリを実装できたことには大満足しました。
ただ、それだけのこと。