IntelのハイエンドのCore i7で6コア12スレッドに限ったCPUの遷移を表にまとめてみました。
CPU | コード名 | 発売 | プロセス | 周波数 | PassMark値 | 取引価格 |
i7-980X | Gulftown | Q1'10 | 32nm | 3.33GHz(3.60GHz) | 8871 | 12000円 |
i7-3960X | Sandy Bridge E | Q4'11 | 32nm | 3.30GHz(3.90GHz) | 12687 | 12000円 |
i7-4960X | Ivy Bridge E | Q3'13 | 22nm | 3.60GHz(4.00GHz) | 13861 | 35000円 |
i7-5930K | Haswell E | Q3'14 | 22nm | 3.50GHz(3.70GHz) | 13650 | 37000円 |
i7-6800K | Broadwell E | Q2'16 | 14nm | 3.4GHz(3.60GHz) | 13627 | 46000円 |
i7-7800X | Skylake X | Q2'17 | 14nm | 3.50GHz(4.00GHz) | 14529 | 46000円 |
プロセスを微細化し消費電力を抑える対策を進め、メモリの高速化を実現し、拡張機能を搭載してビデオエンコードなどの時間短縮に効果を発揮するように改良されてきたというのがあたし的な理解です。
それでもSandy Bridge E以降は、CPUの性能を評価する指標のひとつであるPassMark値を動作周波数と合わせてみてみると、ほとんど大差ないとしか見えないのはあたしだけ?(*_ _)
要するに、
6コア12スレッドのCPUは4GHzでのパフォーマンスは既に限界に来ている!?( `ー´)ノ
そう思っているあたしが選んだCPUは「i7-4930K」。
現在の取引価格はi7-4960Xの半額でPassMark値は3.9GHzで13066。
Ivy Bridge Eは正式にPCIe 3.0をサポートしているので最新のグラフィックスボードも大丈夫。
このi7-4930Kですが、
倍率は固定されていないので、動作周波数さえi7-4960Xと同じにすれば、それはもうi7-4960Xと変わらないパフォーマンスを発揮しますよ。
どうせ動作周波数を上げるのならと、CPUの倍率を42倍にして何日かベンチマークテストをやってみても何一つ問題が無いことを確認できました。
この時のPassMark値は、なんと「14990」。
最新のi7-7800Xのパフォーマンスを超えちゃいました。(*´▽`*)
CINEBENCH R15
やっと満足できるハイエンドPCになりました。
お粗末。