最近、中国のミニPCブランド「NiPoGi」が注目を集めています。
NiPoGIはコンパクトサイズに対して優れた性能を発揮するミニPC「NiPoGi E3B」を販売しています。
CPUにAMD Ryzen 7 5700UまたはRyzen 7 5825UまたはRyzen 5 7430Uを内蔵していて、一般的なPC作業は難なくこなせる性能を備えていて、最低16GB DDR4メモリおよび512GB SSDを備えたうえで3万円台前半からのリーズナブルな価格を実現しています。↓
NiPoGIはコンパクトサイズに対して優れた性能を発揮するミニPC「NiPoGi E3B」を販売しています。
CPUにAMD Ryzen 7 5700UまたはRyzen 7 5825UまたはRyzen 5 7430Uを内蔵していて、一般的なPC作業は難なくこなせる性能を備えていて、最低16GB DDR4メモリおよび512GB SSDを備えたうえで3万円台前半からのリーズナブルな価格を実現しています。↓
NiPoGi E3B-7430U タイミングによっては34,800円くらいで購入できます
NiPoGi E3B-7430Uのスペックは以下の通りです。
ブランド | NiPoGi |
型名 | NiPoGi E3B |
OS | Windows 11 Pro |
CPU | AMD Ryzen 5 7430U (CPU Markスコアはマルチ 17058 シングル 3102) |
グラフィックス | AMD Radeon Graphics |
メモリ(RAM) | 16GB DDR4 3200※最大64GBへの拡張可能 |
ストレージ(ROM) | 512GB M.2 2280 SATA SSD |
拡張用スロット | PCIe 3.0 M.2 2280 ※最大2TBの拡張可能 |
対応通信規格 | Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、RJ45 有線LAN |
インターフェース | 【正面】 ・電源ボタン ・3.5mmオーディオジャック ・USB Type-A 3.2 Gen 2 ×2 ・USB Type-C (4K@60Hz, PD出力) 【背面】 ・ケンジントンロック穴 ・USB Type-A 3.2 Gen 1 ×4 ・RJ45 LANポート ・DP(ディスプレイポート)1.4 ・DC電源ポート ・HDMI 2.0 |
本体サイズ | 12.8×12.8×4.13cm |
本体重量 | 約541g |
本日は自腹購入したE3B-7430Uを開封レビューします。
パッケージは実にシンプルで、派手さが無くミニPCとは思えない粗品感です。↓
写真
パッケージ表
パッケージ裏
同梱品は以下の通りです。↓
本体、電源アダプタ、電源コード、ブラケット、ネジ類、説明書
外観を見ていきましょう。
上面
正面
右側面
背面
左側面
底面
では電源を入れて、初期セットアップです。
ネットにつながずローカルアカウントでセットアップします。↓
1.OS初期起動のユーザー作成時にインターネットを切断しておきます。 2.Shift+F10を押してコマンドプロントを開きます。 3.コマンドプロントに”cd oobe”と入れてエンターキーを押します。 4.続けてコマンドプロントに"BypassNRO.cmd"と入れてエンターキーを押します。 5.これで再起動されるので、引き続きユーザー設定を進めていく。 6.インターネット接続を要求される時があるので、その時にインターネット回線を切断します。 その後”インターネットに接続していません”を選択します するとローカルアカウントに必要な情報(ユーザー名、パスワード等)を求められるので入力します。 これでローカルアカウントを作成することができます。 |
コマンドプロンプトから「slmgr /dli」でライセンス形態を確認します。
ハズレを引いてしまいましたね。
ネットでレビューされているものは、メーカー提供品だからOEM版なのね。
メーカーから直接またはアマゾンで購入してメーカーに連絡して対処しましょう。
ネットにつないでアップデートを実行します。
Windows Updateは、1時間程度掛かるのでそのつもりでやりましょう。
メモリとストレージを確認します。
メモリは16GB1枚でシングル動作でした
ストレージはSATAの512GBでした
各種ベンチマークソフトを実行します。
CrystalDiskMark
MaxMemm
PerformanceTest
Antutu
GeekBench6
ドラゴンクエスト
FF14
FF15
Cinebench R15
Cinebench R23
最期に底面のネジを外して内部を見て、拡張性について確認します。
メモリは16GBが1枚、M.2 SATA SSD 512GB
メモリは増設可能だし、NVMeのSSDも追加できますね。
次の投稿では、メモリ32GB化とNVMe SSD 1TBからの起動を予定しています。
ということで、初めて使ってみて良かった点とイマイチな点を書いておきます。
良かった点
・ミドルレンジクラスの快適な性能
・USBを6ポート搭載など豊富なインターフェース
・3.4万円という鬼コスパ
イマイチな点
・Windowsライセンスがボリュームライセンス
・グラフィックスメモリ量512MBが変えられない
・メモリがシングルチャネル
・ストレージがSATA
・USB Type-Cポートが1つ
・SSDスロットは追加部分のみNVMeを認識、SATAをNVMeに換装は認識しない
開封レビューをまとめると、
よくAlder Lake-N150のミニPCがコスパ最高などと無責任なレビューをする人がいますが、CPU Mark値がマルチ5535、シングル1912程度では使えはしても快適に使える訳がないです。それに比べて、プラス1万円するだけで快適に使えるNiPoGi E3B-7430Uこそ、真の鬼コスパなミニPCと言えるでしょう。
ミニPCの購入を考える人で、コストを抑えたい人にお薦めです。
以上、参考まで。