Lenovo Legion Y700 2023を使っています。↓
中国2024年3月製造版15.0.737を購入して、ROW版16.0.324のROMを焼いて使っています
Lenovo Legion Y700 2023は最初に中国で発売され、その後同じハードウェアに異なるROMを搭載したバージョンがリリースされました。
・2023年7月 - 中国でリリース
マーケティング名はY700 2023で、モデル名はTB320FCです
マーケティング名はY700 2023で、モデル名はTB320FCです
価格は約45,000円
・2023年11月 - NECが自社ブランドで日本発売
これのマーケティング名とモデル名はLavie Tab 9QHD1です
価格は約108,000円
・2024年4月 - ヨーロッパと韓国でリリース
これのマーケティング名は、モデル名がTB320FCのグローバル名LenovoLegionTabです
価格は約85,000円
・2024年7月 - インドでリリース
上記と同じです。
Legion Y700 2023には3つの異なるROMのバリエーションがあります。
CN(中国) - 中国市場向けのタブレットで中国語と英語のみに対応しています。
最新はZUI 16.0.336 - TB320FC_CN_OPEN_USER_Q00031.0_U_ZUI_16.0.336...
NEC (Japan) - 日本市場向けのタブレットで多言語に対応しています。
最新はLAVIETab9QHD1_NEC_OPEN_USER_Q00031.0_U_ZUI_16.0.024...
ROW(その他の地域) - グローバル市場(つまり、現在はヨーロッパとインド)向けのタブレットで多言語に対応しています
最新はZUI 16.0.324 - TB320FC_ROW_OPEN_USER_Q00031.0_U_ZUI_16.0.324...
ROMがどのLegionかは、モデル番号の後のファイル名(CN/NEC/ROW)で識別できます。
普通にこの機種に興味を持った人は、中国版を安く買って日本語にも対応しているグローバル版にROM焼きしたいと考えるのが普通ですよね。
だってROW版の半額、NEC版の半額以下なのだから当然です。
しかし、最近では中国版からROW版やNEC版にROM焼きすると文鎮化するようですよ。
というのも、
・中国版15.0.761以降の製品には、リージョンロックが掛けられているから。
・NEC版16.0.024からはリージョンロックが掛けられたから。
だから、
これからROW版へのROM焼きを前提に中国版を買うというのなら、
・2024年3月製造以前のものと箱に明記されていること
・更新されていたとしても15.0.737以前のバージョンであること
そうでないとROW版またはNEC版にROM焼きすると、ブートローダーのチェックに引っかかってブートしなくなるでしょう。
つまり、文鎮化状態になるので、注意しましょう。
ということで、
今からLegion Y700 2023を買う人は、中国語ROMのままADBコマンドで日本語設定して使うのが良いでしょう。(^^)/
余計な心配ですが...
中国版15.0.761以降だったものをNEC版15.0.051にROM焼きしていると、リージョンロックはPRCのままのはずなのでNEC版16.0.024を焼いたり、アップデートを適用するとブートローダーがROWを見つけられなくて起動できなくなったりしないのかな?起動できなくなるようですよ。
その点は気になりますね。(^^;注意しましょう。(^^)/
Xiaomi製品ならリージョンロックなんて無いのに、Lenovoはより中国色が濃い感じで嫌ですね。
以上、参考まで。