メインスマホの通話SIMをpovoからIIJmioに変更するタイミングで、格安に購入できるスマホの中で選んだのがmoto g52j 5G SPECIALです。
ミドルレンジのmoto g52j 5G SPECIALが一括36,800円のところ、期間限定で乗り換え価格9,980円でした。
1円スマホもありましたが、流石にロースペックは使いたくなかったのでこれにしました。
しばらく使ってみたので、メリット5点とデメリット5点などを書いていこうと思います。
メリット5点
・持ち心地
6.8インチと大型・縦長の割には背面がラウンドしているせいもあって持ち易く手の収まりが良い。
ただしPoco X6 Pro 5Gに比べると、厚みと重さの差は感じる。
・画面とサイズ感
大きく縦長のスマホが欲しい人には、ブラウジングの際の情報量が多く感じて良い。
・日本対応(おサイフケータイ・防水防塵)
普段は電子決済としておサイフケータイが使えるメリットは絶大で、現金を持たないで出かけられて助かる。
防水防塵は安心.
・motoによるカスタマイズ性能
motoというアプリで豊富なカスタマイズが行える点は良い。
振ってライトを点けたり、カメラを起動したりとジェスチャー機能は便利。
・Bluetoothコーデック
Snapdragonを搭載している関係で、BluetoothコーデックにAptX Adaptiveが対応している。
低遅延で高音質で音楽を楽しめるのは、EarFun Air Pro 3に最適。
デメリット5点
・反応速度
Antutu総合スコアが40万点もあれば快適かと思っていたが、実はそうでもない。
普段からミドルハイのスマホを使っていると、重めのアプリを起動した時など反応の遅さに落胆する。
よく使うLINEのトーク画面が出るまでに数秒かかるのは困ったもの。
・IPS液晶
IPSとして考えても視野角が狭いように感じるし、AMOLEDには当然画面の綺麗さや明るさで負ける。
・Androidバージョン
Android12からアップデート予定が無い点は、スマホメーカーとしての安心感に欠ける。
せめて3年間のOSアップデート保証くらいしてこそ安心メーカーと思えるのに残念。
・モノラルスピーカー
音量・音質はモノラルスピーカーでも十分だが、大画面で動画を楽しむにはステレオであって欲しい。
せめて受話スピーカーとのステレオは実現して欲しかった。
・カメラ性能
メインカメラのセンサーサイズが小さいし、OISが搭載されていないのは残念。
トリプルカメラと謳うにはもう少し使い勝手のよいものにして欲しかった。
要するにmoto g52j 5G SPECIALというものを簡単に評価すると、
日本で評判の良い「おサイフケータイ」と「防水防塵」に注力したミドルレンジスマホという印象です。
AMOLEDを搭載しなかったこと、スピーカーをモノラルにしたこと、カメラ性能をケチったこと、チップ周りの性能をケチったことで、何とかミドルレンジの価格帯のスマホに仕上げただけのように感じます。
せめてディスプレイとスピーカに注力してエンタメスマホ、またはチップセット周りを強化してゲームスマホ、カメラに注力してカメラスマホなど、もっと個性あふれる方向性を志向して欲しいと思った。
ということで、moto g52j SPECIALは普段使いには難しいと思います。
何せベンチマークテスト結果を見ると、Xiaomi Mi 11 ProやPoco X6 Proと大差があります。↓
Antutu
Antutu Storage
Geekbench
自分的にはおサイフケータイ専用スマホでしばらく使おうと思います。
以上、参考まで。