2024年4月23日にMi 11 ProのHyperOS V1.02がRecovery版として公開されてアップグレードしましたが、やはりMIUI14(Android13)からのTWRPによるアップグレードでは問題がありました。
一番の問題は設定画面の壁紙とパーソナライゼーションが動作しませんでした。↓
初期化しようか迷っていると、丁度良いタイミングで昨日Fastboot版が公開されていることを確認しました。↓
これを使って再度HyperOS V1.02にすることにしました。
ダウンロードして解凍して、adb/fastbootツールをフォルダにコピーしました。↓
Fastboot版解凍フォルダ
Mi 11 ProをFastbootモードで起動して、PCと接続して「flash_all.bat」からROM焼きしました。
今度はユーザーデータを消去したので、使っていたアプリなどはすべて再インストールになります。
ROM焼き完了後は、
・Magisk27.apkをインストールして「boot.img」にパッチ当て
・Fastbootモードから「fastboot flash boot magisk_patched-27000_MBCtu.img」でroot化
・Magiskモジュールから「magisk-module-miui-cn2global-17.zip」を使用して日本語化
・Magiskモジュールから「magisk-module-aozora-HyperOS-282.zip」を使用して日本語フォント変更
・常用アプリのインストールと環境設定
以上で今まで通りに使えるようになりました。(^^)v
今度は「壁紙とパーソナライゼーション」もキチンと動作するようになりました。
Android14のイースターエッグは表示されるものの、ロングタップして遊べるはずの着陸ゲームは動作しませんでした。
一応スッキリした状態になったのでベンチマークテストを実行してみました。↓
Antutu
Antutu Storage
Geekbench
ということで、
そもそもMIUI14(Android13)の環境を引き継ぎながら、HyperOS(Android14)にアップグレードするには多少の無理があったように思います。
丁度良いタイミングでFastboot版が公開されたのでしっかり初期化してアップデートしたので今度は大丈夫かなと思います。
それにしても、
今回のHyperOSは中国版ですが、Poco X6 Proのグローバル版のHyperOSとは異なる部分が多いです。
安定性という面ではPoco X6 Proのグローバル版の方が優れていますが、中国版にはよりIoTを意識した作りになっていたり、別な意味での良さが有ります。
まぁHyperOS(Android14)になって、まだまだ使えることが分かって良かったです。
Xiaomi Mi 11 Proを持っている人はHyperOSにすることを推奨します。(^^)/
以上、参考まで。