Xiaomi Mi 11 ProとPad 5 Pro 5Gを持っていますが、中国版を購入したのでmorelocale2やMagiskの日本語化ツールを使用しても、正しい日本語フォントを持っていないので文字によっては違和感があります。↓
認証の「認」や解除の「解」などのように、中華な感じを否めません。
ということで、正しい日本語フォントを使用したいのですが、そうするにはMagiskを利用したroot化が必要になるのでチョッと敷居が高いかと思います。
それについては、前回の投稿でブートローダーのアンロックから日本語化モジュール・システムフォント変更について解説しているのでそちらを見てください。
本日は、フォント変更に関する投稿です。
前回の内容では「magisk-module-koruri-font.zip」は日本語フォントを丸みを帯びた Koruriに置き換える Magisk モジュールでしたが、丸ゴシック体の好きな人はそのままのモジュールをMagiskからインストールすれば問題が解決します。
あたしのように日本語はゴシック体よりも明朝体が良いし、英数字はsans書体よりもserif書体の方が好きなので、より具体的に好きなフォントを使えるようにする方法を解説しようと思います。
最終的な完成版は以下の通りです。↓
まずは「magisk-module-koruri-font.zip」について調べた内容を書き留めておきます。
内容を詳細に解析したわけではないので感覚での意見になりますが、システムフォントを置き換えるフォントが解凍したモジュール内部に2か所存在します。
system/fontsフォルダにメインのkururiフォントがあります。
system/product/fontsフォルダにもフォントがあります。
要するに、これらのフォントを自分の使用したいフォントに変更すれば良さそうな感じです。
では、「あおぞら明朝」と「PT_Serif」の場合を解説します。
あおぞら明朝のダウンロードはこちら。
PT_Serifのダウンロードはこちら。
要するにモジュールのソースを弄らずに、単にフォントを同名で置き換えるのが簡単だと判断しました。
モジュールのフォントに置き換えるフォントの対応表は以下の通りです。↓
kururiモジュールフォント | ← | 置き換えるフォント |
Koruri-Light.ttf | ← | AozoraMinchoRegular.ttf |
Koruri-Regular.ttf | ← | AozoraMinchoMedium.ttf |
Koruri-Semibold.ttf | ← | AozoraMincho-bold.ttf |
Koruri-Bold.ttf | ← | AozoraMinchoHeavy.ttf |
Koruri-Extrabold.ttf | ← | AozoraMinchoBlack.ttf |
OpenSans-Italic-VariableFont.ttf | ← | PTSerif-Italic.ttf |
OpenSans-VariableFont.ttf | ← | PTSerif-Regular.ttf |
Roboto-Regular.ttf | ← | PTSerif-Regular.ttf |
RobotoStatic-Regular.ttf | ← | PTSerif-Regular.ttf |
GoogleSans-Italic.ttf | ← | PTSerif-Italic.ttf |
GoogleSans-Regular.ttf | ← | PTSerif-Regular.ttf |
以上のように、system/fontsとsystem/product/fonts内のフォントを同じ名前の別ファイルに置き換えた後に、kururiモジュールとしてZIP圧縮して代替えモジュールを作成してMagiskからインストールすればOKです。
ご自身の好きなフォントを使用したい人は挑戦してみるのも良いでしょう。
以上、参考まで。