2023年07月05日

Xiaomi Mi 11 Pro(中国版)をMagiskで日本語化してみた!?

Xiaomi Mi 11 Proは日本発売されなかったので中国版を購入してXiaomi.euのROMを焼いて使ってきましたが、Xiaomi.euの姿勢として中国版が公開されてからのカスタマイズになるので、タイムリーにアップデート版を使うことが出来ないというジレンマがありました。

なので今回は、最新の中国版のROMを焼いて日本語化して使うことにしました。

mi11procn.jpg

ダウンロードしたファイルは「star_images_V14.0.9.0.TKACNXM_20230515.0000.00_13.0_cn_1255b6ef64.tgz」。

これを解凍してフォルダ内にROM焼きツールをコピーしておきました。

2023-07-05 (5).png

Mi 11 ProをfastbootモードでPCに接続して、カレントフォルダを解凍フォルダにして、「flash_all.bat」を実行してrom焼きしました。

再起動して、初期設定しました画面が↓

s-Screenshot_2023-07-05-09-21-51-324_com.miui.home.jpg

s-Screenshot_2023-07-05-09-21-55-983_com.miui.home.jpg

以上が中国版のホーム画面です。

設定メニュの追加設定の中の言語設定に日本語はないので、とりあえずは「English」にしました。

s-Screenshot_2023-07-05-09-24-38-077_com.android.settings.jpg

ではここから日本語化しましょう。

日本語化する手順は以下の通りです。↓

⓪事前に準備する。
@Magiskをインストールしておく。
AMagiskから日本語化モジュールをインストールして日本語ロケールに設定する。

⓪事前に準備する。

ブートローダーをアンロックしておく(手続き完了に約1週間必要)が大前提。
ホーム画面にある「GetApps」から「google play」を検索して「Google Play商店」をインストールし、Google PlaystoreからGboardを検索してインストールして日本語入力環境の準備をしておくことを勧めます。
最新版のROMの解凍フォルダのimagesフォルダから「boot.img」を内部ストレージのDownloadフォルダにコピーしておく。

@Magiskをインストールする。

Magiskサイトから「Magisk-v26.1.apk」をダウンロードしてインストールします。

2023-07-05 (7).png

「Magisk-v26.1.apk」をダウンロードして、Mi 11 Proの内部ストレージのDownloadフォルダに入れて、File Managerからインストールします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-39-27-429_com.topjohnwu.magisk.jpg

Magiskの右のインストールをタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-39-41-575_com.topjohnwu.magisk.jpg

「Select and patch a File」をタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-39-53-514_com.google.android.documentsui.jpg

「boot.img」をタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-39-57-533_com.topjohnwu.magisk.jpg

「Let’s GO」をタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-40-09-685_com.topjohnwu.magisk.jpg

以上でMagisk用のブートイメージが作成されます。

パッチの当たったファイル「magisk_patched-26100_KofEa.img」をPCに転送してrom焼きします。

rom焼きの準備のために、開発者向けオプションを有効にします。

s-Screenshot_2023-07-05-09-27-33-973_com.android.settings.jpg

「MIUI version」部分を何度もタップして「開発者向けオプション」を有効にして、「USBデバッグ」を有効にしました。

PCと接続してfastbootモードにして、パッチしたファイル「magisk_patched-26100_KofEa.img」をフラシュしました。

2023-07-05 (6).png

再起動するとmagiskのインストールは完了です。

AMagiskから日本語化モジュールをインストールして日本語ロケールに設定する。

下記サイトを参照して、Magiskから日本語化モジュールをインストールします。

2023-07-05 (2).png

サイトの「GitHubでダウンロード」から日本語化モジュール「magisk-module-miui-cn2global.zip」をダウンロードして、内部ストレージのDownloadに入れておきます。

ここから日本語化モジュールのインストールです。

s-Screenshot_2023-07-05-09-58-52-343_com.topjohnwu.magisk.jpg

右下のmodulesをタップしてインストールしました。

s-Screenshot_2023-07-05-10-03-21-783_com.topjohnwu.magisk.jpg

ストレージからインストールをタップして進めます。

s-Screenshot_2023-07-05-10-03-29-757_com.google.android.documentsui.jpg

Downloadフォルダに置いた「magisk-module-miui-cn2global.zip」をタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-10-03-38-521_com.topjohnwu.magisk.jpg

OKをタップします。

s-Screenshot_2023-07-05-10-08-28-848_com.topjohnwu.magisk.jpg

以上で日本語化モジュールのインストールは完了なのでリブートをタップします。

再起動すると言語設定に日本語が現れるので、選択して日本語化は完了です。

s-Screenshot_2023-07-05-10-13-59-599_com.android.settings.jpg

設定メニューのほとんども日本語で利用可能になりました。

s-Screenshot_2023-07-05-10-15-29-206_com.android.settings.jpg

このように、

中国版として発売されたXiaomiのスマホやタブレットは、Magiskと日本語化モジュールを使うことで、日本語ロケールに設定できるようになることが確認できました。

来週にはXiaomi Pad 5 Pro 5Gもブートローダーのアンロックが完了するので、この方法で日本語化しようと思っています。

またこの方法だと自分の好きな日本語フォントにも簡単に変更できるので、より理想に近いタブレットに出来そうです。

ということで、

XiaomiのMIUIの中国版を利用していて、日本語化したい人にはお薦めの方法です。

以上、参考まで。

posted by 気持は30代 at 11:44| 山口 ☁| Comment(2) | Mi11Pro | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
magiskmanager‌.comは公式のように見せかけた非公式サイトで、Magisk開発者もそのサイトからダウンロードしないようにと注意を出しています。
GitHubのリリースページが公式です。
https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases
Posted by Ry at 2023年07月05日 13:47
ご指摘ありがとうございます。
Posted by 管理人 at 2023年07月05日 14:35
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