2019年 7 月 6 日に、Debian 10 「buster」が公開されました。詳しい情報は、こちら。
Windows10のVirtualBoxにDebian10をインストールしたときのキャプチャー画像を公開します。
@使用したソフトウェア
・Windows 10(October 2018 Update)
Windows 10(May 2019 Update)では、VirtualBox6.08で仮想マシンを起動できないようなのでダウングレードした。
・VirtualBox6.0.8
VirtualBox-6.0.8-130520-Win.exe
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.8.vbox-extpack
・Debian10
debian-10.0.0-amd64-netinst.iso
Windows 10(May 2019 Update)では、VirtualBox6.08で仮想マシンを起動できないようなのでダウングレードした。
・VirtualBox6.0.8
VirtualBox-6.0.8-130520-Win.exe
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.8.vbox-extpack
・Debian10
debian-10.0.0-amd64-netinst.iso
A仮想マシンの作成
Debian9の仮想マシンと同じように、右上の「新規(N)」から仮想マシンを作成します。
Debian10に関する名前、保存先などを設定します。
メモリに余裕があったので4096MB割り当てました。
仮想ハードディスクを作成します。
デフォルトのVDIタイプにしました。
可変サイズにしました。
ディスクに余裕があったので128GBにしました。
解像度を4Kにする可能性があるので128MBにしました。
光学ドライブにDebian10のisoファイルを指定しました。
作成したDebian10の仮想マシンです。
BDebian10のインストール
右上の起動(T)から仮想マシンを起動してDebian10をインストールします。
グラフィカルインストールなのでそのままリターンキーで進みます。
言語はjapaneseに合わせて続けます。
場所は日本のまま続けます。
キーボードは日本語のまま続けます。
ホスト名はdebianのまま続けます。
ドメインは空白のまま続けます。
rootのパスワードを入力して続けます。
新規ユーザーを入力して続けます。
ユーザー名を確認して続けます。
ユーザーのパスワードを入力して続けます。
ディスク全体を使うのまま続けます。
対象ディスクを確認して続けます。
1つのパーティションで続けます。
変更の書き込みで続けます。
変更を書き込むにして続けます。
メディアは1枚しか作っていないので、いいえで続けます。
日本のまま続けます。
デフォルトのまま続けます。
空欄のまま続けます。
いいえのまま続けます。
欲張ってGNOMEとKDEとLXDEをチェックして進めます。(^^;
最初にGNOMEを試すにはgdm3のまま続けます。
はいのまま続けます。
デバイスを指定して続けます。
このまま続けます。
勝手に再起動してDebian10が起動します。
GNOMEのログイン画面になりました。
パスワードを入力してサインインします。
履歴を保存するかしないか選んで始めます。
GNOMEのデスクトップ画面です。アクティビティから始めてください。
これでDebian10 「buster」を使い始めることができます。
以上、参考まで。
P.S.
ウィンドウマネージャーの切り替えは?
下記スクリプトを使えば簡単です。
update-alternatives --config x-session-manager /usr/sbin/dpkg-reconfigure gdm3 |
changewm.sh(vi changewm.sh;chmod +x changewm.sh)
あたしのおすすめはLXDEです。
共有フォルダーを使えるようにするには?
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxGuestAdditions.isoをマウントして、VirtualBox GuestAdditionsをインストールしてみると、エラーとなります。

実行前に次のコマンドで追加パッケージをインストールします。
apt-get install build-essential linux-headers-`uname -r` dkms
そのあとに次のコマンドでGuestAdditionsをインストールします。
sh /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run

これで再起動すれば、共有フォルダーは設定可能になります。
ただしアクセスするユーザーにはvboxsfグループにユーザーを追加する必要があります。
次のコマンドを投入して再起動します。
gpasswd -a <username> vboxsf
マウントポイントを指定しないと、/media/sf_<foldername>にマウントされます。

実行前に次のコマンドで追加パッケージをインストールします。
apt-get install build-essential linux-headers-`uname -r` dkms
そのあとに次のコマンドでGuestAdditionsをインストールします。
sh /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run

これで再起動すれば、共有フォルダーは設定可能になります。
ただしアクセスするユーザーにはvboxsfグループにユーザーを追加する必要があります。
次のコマンドを投入して再起動します。
gpasswd -a <username> vboxsf
マウントポイントを指定しないと、/media/sf_<foldername>にマウントされます。
直接OneDriveのフォルダにアクセスできて便利です。
suでroot権限を得た時のPATHが一般ユーザーのPATHになってる?
これだとdpkgやdpkg-reconfigureが使えないので問題です。
なので、/root/.bashrcに次の行を追加しました。
PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin" export PATH |