2019年07月08日

Debian10 「buster」をWindows10のVirtualBoxの仮想マシンに構築してみた!?

2019年 7 月 6 日に、Debian 10 「buster」が公開されました。詳しい情報は、こちら

Windows10のVirtualBoxにDebian10をインストールしたときのキャプチャー画像を公開します。

@使用したソフトウェア

・Windows 10(October 2018 Update)
 Windows 10(May 2019 Update)では、VirtualBox6.08で仮想マシンを起動できないようなのでダウングレードした。
・VirtualBox6.0.8
 VirtualBox-6.0.8-130520-Win.exe
 Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-6.0.8.vbox-extpack
・Debian10
 debian-10.0.0-amd64-netinst.iso

A仮想マシンの作成

2019-07-08 (0).png
Debian9の仮想マシンと同じように、右上の「新規(N)」から仮想マシンを作成します。

2019-07-08 (1).png
Debian10に関する名前、保存先などを設定します。

2019-07-08 (2).png
メモリに余裕があったので4096MB割り当てました。

2019-07-08 (3).png
仮想ハードディスクを作成します。

2019-07-08 (4).png
フォルトのVDIタイプにしました。

2019-07-08 (5).png
可変サイズにしました。

2019-07-08 (6).png
ディスクに余裕があったので128GBにしました。

2019-07-08 (7).png
解像度を4Kにする可能性があるので128MBにしました。

2019-07-08 (8).png
光学ドライブにDebian10のisoファイルを指定しました。

2019-07-08 (10).png
作成したDebian10の仮想マシンです。

BDebian10のインストール

2019-07-08 (9).png
右上の起動(T)から仮想マシンを起動してDebian10をインストールします。

01.PNG
グラフィカルインストールなのでそのままリターンキーで進みます。

02.PNG
言語はjapaneseに合わせて続けます。

03.PNG
場所は日本のまま続けます。

04.PNG
キーボードは日本語のまま続けます。

05.PNG
ホスト名はdebianのまま続けます。

06.PNG
ドメインは空白のまま続けます。

07.PNG
rootのパスワードを入力して続けます。

08.PNG
新規ユーザーを入力して続けます。

09.PNG
ユーザー名を確認して続けます。

10.PNG
ユーザーのパスワードを入力して続けます。

11.PNG
ディスク全体を使うのまま続けます。

12.PNG
対象ディスクを確認して続けます。

13.PNG
1つのパーティションで続けます。

14.PNG
変更の書き込みで続けます。

15.PNG
変更を書き込むにして続けます。

16.PNG
メディアは1枚しか作っていないので、いいえで続けます。

17.PNG
日本のまま続けます。

18.PNG
デフォルトのまま続けます。

19.PNG
空欄のまま続けます。

20.PNG
いいえのまま続けます。

21.PNG
欲張ってGNOMEとKDEとLXDEをチェックして進めます。(^^;

22.PNG
最初にGNOMEを試すにはgdm3のまま続けます。

23.PNG
はいのまま続けます。

24.PNG
デバイスを指定して続けます。

25.PNG
このまま続けます。

26.PNG
勝手に再起動してDebian10が起動します。

27.PNG
GNOMEのログイン画面になりました。

28.PNG
パスワードを入力してサインインします。

29.PNG
履歴を保存するかしないか選んで始めます。

30.PNG
GNOMEのデスクトップ画面です。アクティビティから始めてください。

これでDebian10 「buster」を使い始めることができます。

以上、参考まで。

P.S.
ウィンドウマネージャーの切り替えは?
下記スクリプトを使えば簡単です。
update-alternatives --config x-session-manager
/usr/sbin/dpkg-reconfigure gdm3
changewm.sh(vi changewm.sh;chmod +x changewm.sh)
あたしのおすすめはLXDEです。

共有フォルダーを使えるようにするには?
C:\Program Files\Oracle\VirtualBox\VBoxGuestAdditions.isoをマウントして、VirtualBox GuestAdditionsをインストールしてみると、エラーとなります。
Screenshot from 2019-07-08 10-17-10.png
実行前に次のコマンドで追加パッケージをインストールします。
apt-get install build-essential linux-headers-`uname -r` dkms
そのあとに次のコマンドでGuestAdditionsをインストールします。
sh /media/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run
Screenshot from 2019-07-08 10-34-24.png
これで再起動すれば、共有フォルダーは設定可能になります。
ただしアクセスするユーザーにはvboxsfグループにユーザーを追加する必要があります。
次のコマンドを投入して再起動します。
gpasswd -a <username> vboxsf
マウントポイントを指定しないと、/media/sf_<foldername>にマウントされます。
2019-07-08 (14).png
直接OneDriveのフォルダにアクセスできて便利です。

suでroot権限を得た時のPATHが一般ユーザーのPATHになってる?
これだとdpkgやdpkg-reconfigureが使えないので問題です。
なので、/root/.bashrcに次の行を追加しました。
PATH="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin"
export PATH

posted by 63歳で再就職した生涯現役のシステムエンジニア。 at 01:00| 山口 ☔| Comment(0) | OMEN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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