2019年07月17日

Windows10のVirtualBoxでUbuntu18.04の仮想マシンを構築して、快適に使うために10個の設定変更を実行してみた!?

最近はDebian10ばかり使っていましたが、Ubuntuも人気のようなので使ってみることにしました。

仮想マシンのスペックは次の通りです。

11.PNG

人気のあるディストリビューションだけあって、起動ボタンからのインストールはちょっとした質問に答えるだけの非常に簡単なものでした。

インストールに関する詳細な説明が必要であれば、こちらの情報を参考にするのも良いかもしれません。

さて、このままではちょっと使い辛くないですか?

画面サイズは小さいし、パッケージのインストールにsudoを何度もタイプするのは面倒だし、共有フォルダーなどのホストOSとの連携は動作しないし、ウィンドウマネージャーは使いにくいし、デフォルトフォントも気に入らない、そう思いませんか?

ということで、インストール直後に実施する10の設定変更を書いておきます。

@rootユーザーのパスワード設定
Aパッケージのアップデート
Bディスプレイの設定
CAdditionToolsのインストール
D共有フォルダーの設定
Eクリップボードの共有
Fドラッグ&ドロップの設定
Gデフォルトフォントの変更
HGnomeからLxdeへの変更
IChromiumのインストール

では、順番に書いていきます。

@rootユーザーのパスワード設定

 Ubuntu のデフォルト設定ではrootユーザーはパスワードが設定されていないため利用できません。 基本はインストール時に登録したユーザーでsudoコマンドを利用してroot特権を行使しますが、あたしのようにsudoコマンドを多用する人間にとってはこれでは不便でしかない設定です。なのでDebian同様にrootにパスワードを設定します。

ターミナルから次のコマンドを投入してrootユーザーのパスワードを設定します。

sudo passwd root

30.PNG

これ以降はsuでrootユーザーになって作業できるので、sudoを使わなくて済みます。


Aパッケージのアップデート

 パッケージのアップデートを確認するには、お決まりのコマンドをターミナルから投入します。

apt update または apt-get update
apt upgrade または apt-get upgrade

27.PNG

ソフトウェアの更新画面が出たらインストールすることをお勧めします。


Bディスプレイの設定

 すべてのアプリから設定アプリを起動してディスプレイの解像度を変更します。

31.PNG

問題が無ければ変更を保存します。

32.PNG

変更を保存したら再起動することをお勧めします。


CAdditionToolsのインストール

 ホストOSと連携して、共有フォルダーを設定したり、クリップボードやドラッグ&ドロップで連携するには、「Guest AdditionTools」をインストールする必要があります。これには「Guest Adddition CD」をマウントして「 VBoxLinuxAdditions.run」というスクリプトを実行することになりますが、いきなり実行してもカーネルヘッダーが見つからないと怒られるので、まず初めにそれらを含むパッケージをインストールしておきます。

ターミナルから次のコマンドを投入します。

apt-get install build-essential linux-headers-`uname -r` dkms

インストールが終わったらVirtualBoxのデバイスメニューから「Guest Adddition CD」を挿入、マウントして「 VBoxLinuxAdditions.run」というスクリプトをターミナルから実行します。

cd /media/masa/VBox_GAs_6.0.8
sh VBoxLinuxAdditions.run
ここでmasaは最初に登録したユーザー名に置き換えてください。

正常に終了したらカーネルイメージを差し替える為に再起動が必要です。


D共有フォルダーの設定

 VirtualBoxのデバイスメニューの共有フォルダー->共有フォルダの設定から、ホストOSのフォルダにアクセスできるようにします。

01.PNG

共有フォルダーを選択して右のフォルダーの追加ボタンを押します。

02.PNG

ここでは、フォルダーのパスのプルダウンから、OneDriveのフォルダを指定しました。フォルダーを選択した場合はフォルダー名は自動的に設定されます。マウントポイントを指定しない場合には、/mediaというフォルダーにsf_<フォルダー名>でマウントされます。sf_<フォルダー名>というのが気に入らなければ、マウントポイントに好きなフォルダを指定することもできます。使い勝手を考えれば、自動マウントと永続化するにチェックを入れておくと良いでしょう。

最後に共有フォルダーにユーザーmasaがアクセスするにはvboxfsというファイルシステムグループに追加する必要があるので、次のコマンドをターミナルから投入します。

gpasswd -a masa vboxsf
ここでmasaは最初に登録したユーザー名に置き換えてください。

デスクトップに共有フォルダを表示するには、デスクトップの設定画面で「接続されたボリュームをデスクトップに表示する」にチェックを入れておきます。

無題.png


Eクリップボードの共有

 VirtualBoxのデバイスメニューのクリップボードの共有から、共有形態を指定します。

002.png


Fドラッグ&ドロップの設定
 VirtualBoxのデバイスメニューのドラッグ&ドロップから、ドラッグ&ドロップ形態を指定します。

001.png


Gデフォルトフォントの変更

 フォントについては拘りたい派なので、Linuxでお気に入りのVLゴシックは是非使いたいものです。

ここではVLゴシックを追加して、ユーザーmasaのデフォルトフォントを変更します。

apt-get install fonts-vlgothic
ユーザーmasaのホームフォルダーには「.config」があるはずです、無ければ作成します(mkdir .config)。
cd /home/masa/.config
その下に「fontconfig」というフォルダを作成します。
mkdir /home/masa/.config/fontconfig
そこにfonts.confというファイルを作成します。
vi /home/masa/.config/fontconfig/fonts.conf

/home/.config/fontconfig/fonts.confの中身です。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<match target="pattern">
<test name="lang" compare="contains">
<string>ja</string>
</test>
<test qual="any" name="family">
<string>sans-serif</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>VL ゴシック</string>
</edit>
</match>
<match target="pattern">
<test name="lang" compare="contains">
<string>ja</string>
</test>
<test qual="any" name="family">
<string>monospace</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>VL ゴシック</string>
</edit>
</match>
</fontconfig>

フォントの変更を反映させるには
fc-cache
デフォルトフォントのフォント名を確認するには
fc-match sans-serif


HGnomeからLxdeへの変更

 軽量で動作の機敏なLXDEはWindowsのタスクバーとも相通じる部分があり分かりやすくて助かります。

次のコマンドでLXDEをインストールします。

apt-get install lubuntu-core lxde

ログイン画面の右上からウィンドウマネージャーを変更できます。

2019-07-17 (2).png


IChromiumのインストール

 長い年月をChromeと一緒に過ごしてきた人間には設定を同期して快適に使いたいものです。

次のコマンドでChromiumをインストールします。

apt-get install chromium-browser chromium-browser-l10n

01.PNG


これら10個の設定変更であたし的には快適に使えるようになりました。

以上、参考まで。

posted by 62歳のガジェットオタク!? at 01:00| 山口 ☁| Comment(0) | OMEN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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